コラム/インタビュー

万博をもっとおもしろく!

第九回

【関ジャニ∞】
万博も僕たちの活動も、「笑顔になれる瞬間」をつくるもの

「Where ideas meet アイディアの出会い」をテーマに掲げている日本館と、1年9ヵ月ぶりの全国ツアーを通じて「人と繋がり、共に歌う喜び」に感謝し、夢や想いの実現を目指す関ジャニ∞。お互いのビジョンが合致することから共同プロジェクト「共に未来に向けてあゆみを進めよう #再び繋がり合う世界」をスタート!

いよいよプロジェクトテーマソング「CIRCLE」が完成したということで、関ジャニ∞の皆さんにお話を伺いました。

夢を持つこと、未来に向かうことへの希望が見える一曲

――「CIRCLE」はどんな楽曲ですか?

関ジャニ∞ 安田章大さん

安田

大人になったら夢を持つのをはばかることがあるかもしれないですけど、いくつになっても夢を持つことは大事。そして、大人はそれを子どもから気づかされることがある。そういうところが表現されているのが、この楽曲のいいところかなと僕自身は感じています。

村上

最初にみんなで話した「子どもたちでも口ずさめるようなフレーズを入れる」というのが、重要なテーマのひとつでしたよね。

安田

冒頭の部分がまさにそうですね。

村上

こんな風に世の中のことを考えたり、子供たちの未来を考えたりといった切り口は、我々の普段の楽曲ではあまりなかった。新しい頭の使い方をさせていただいて、自分のなかに落とし込めたのは新鮮でしたね。

安田

「いつまでも青春」っていいですよね。

横山

これぞJ-POPって感じです。J-POPのいいところがめっちゃ詰まっているよね、この楽曲には。

村上

「ジャパンエナジー」というかね。

丸山

僕が好きなフレーズは、「慣れない手を伸ばして」ってところ。慣れないことをやるって結構な勇気が要りますよね。でも、初めは慣れないことでも行動するから何か新しいものが生まれて“循環”が始まっていくんだと思う。みんなが一歩を踏み出さないと“CIRCLE”にはならないから、「慣れない手を伸ばす」=「世界のみんなで繋がろう」っていうメッセージになるのかなと思って歌っています。

――「CIRCLE」=「輪」にちなんで、メンバー内で「輪」を感じることはありますか?

丸山

ライブがそうじゃない? どのライブでも「ファンの方と一緒に」という思いは共通している。僕たちがつくった“輪”に入って、みんなに楽しんでもらうっていう気持ちがライブには如実にあらわれているんじゃないかと思いますね。

村上

基本的に、コンサートは大倉くんがメインでベースをつくってくれるので、それをいつもメンバーみんなで肉づけしていく。それが“輪”のようでもあるし、関ジャニ∞が日頃からやっている作業のひとつです。

「できること」から、みんなで始める万博に

――皆さんが万博の主催者だとしたらどんな万博をつくりたいですか?

関ジャニ∞ 丸山隆平さん

丸山

「スシ万博」!たとえばカリフォルニアロールみたいに、自由に各地の素材でお寿司をつくる。今回のドバイ万博でもスシローさんが出展しているように、まさに日本の文化といったものを世界の人がどういう風にアレンジして楽しむのか、という万博。

横山

僕は「ジャニーズ万博」。ジャニーズカルチャーを世界に知っていただきたいなって思います。Travis Japanが留学しますし、いま若手から先輩までみんな本当にすごいですからね。

村上

僕は「建築万博」。たとえば伝統的にヨーロッパは石造りで、日本は木造じゃないですか。いまはいろいろ融合されていますけど。その国で使っている素材というものがある。水分量や季節に合わせて木を“寝かす”なんて発想は、日本ならでは。それを踏まえて、諸外国の建築関係の方が「日本家屋」というものをつくったらどうなるのか、見てみたいですね。斬新な家やビルができるんじゃないかな。

丸山

“循環”になるしね。そこにスシも置くっていうのはどう?

村上

おもてなし、でな。

安田

僕は、村上さんに近いかも。服っていろいろな文化があるから「服万博」。諸外国には、僕たちが知らない、独特の色彩感覚っていうのがあるんですよ。同じ色を見ていても違う見え方になることがある。

村上

信号がそうだっていいますよね。

安田

虹も、日本では7色ですけど、別の国では5色だったり4色だったりするので、そういう違いからそれぞれの国の文化や伝統を知ることができるって考えたら面白い。村上さんのアイディアと抱き合わせて「建築・服万博」でもいいと思う。

村上

そうしたら、スシも入ってくんで。

丸山

「建築・服・スシ万博」。

安田

ややこしいな(笑)。

村上

大倉くんは?

大倉

「動物園」。動物やったら見に来るんじゃないかな。

横山

(笑)。でも、そういうことやと思うで。

村上

その国にしかない生態系があるもんね。

大倉

小さい子どもも動物なら見るだけで楽しめるし、こういう動物がいるんだって知ることで「大事にしよう」と思うこともあるだろうから。生物の多様性について考えるのは、そういう気軽な入り口がいいのかなと思う。

――ドバイ万博 日本館のオンライン・プラットフォーム「循環 JUNKAN -Where ideas meet-」では、今後の地球をよりよくしていくためのアイディアを全世界から募集しています。そのなかにある課題のひとつ「森の未来を創る」について、皆さんの考えを聞かせてください。

関ジャニ∞ 大倉忠義さん

丸山

まず、人の手が入ることによって何かの生態系が変わってしまうことがあるじゃないですか。だから手を加えるということよりも、いま現存する森や自然をどういう風に守っていくか、ということのほうが身近な感じがするかな。

村上

僕はそうは思いませんけどね。明治神宮だって、100年先、それ以上先を考えて植樹されているじゃないですか。これからつくるものを先々の人たちに残していくという守り方もあると思う。

丸山

そうか、前例があるってことやもんね。

村上

そう。でも、区画を「守る」という意味では、丸山くんが言ったことと似ているかもわかりませんけどね。

大倉

僕は、村上くんに山をいっぱい買ってほしい。

村上

……税金が大変なんや!

大倉

もう調べていた(笑)。でも実際は、大きなコミュニティーが森を守らないと、個人でやるのは難しいよね。

横山

あとは、「行くこと」が大事じゃないですか。行ったら森の素晴らしさや美しさを感じるじゃないですか。それを目の当たりにしたら「守ろう」って思うんじゃないかな。

丸山

自然の恩恵を体感するってことね。いろいろな考え方がありますよね。

横山

日本館のテーマが「アイディアの出会い」やもん。いろんな意見が出るよ。

丸山

でも、これってずっと人間が考え続けているテーマだよね。

大倉

そうだよね。
たとえば、「使い捨て商品を買わない」より、「使い捨て商品を売らない」とかにすると、もっといいけどね。

丸山

なるほど、そもそもね。

横山

無理なく、地球に優しいことができたらいいですよね。

大倉

こういうインタビューの回答って、実際に生活している側は「できるかーい!」って言いたくなると思うのよ。だからリアルに「できること」から言わないとね。

村上

「何年同じことを言うてんねん!」っていうね。できていないから言わざるを得ないわけで、できていたら言わなくていいですもん。僕らも100%はできていないですけど、どこかでバランスを取りながら、皆さんにお伝えすることができたらと思います。

横山

こういう仕事をさせていただいている分、いろいろなことを知るチャンスになる。だからこそできることはやろうと思いますよね。

難しい課題をもっとシンプルに、楽しく伝えていきたい

――大阪・関西万博がある2025年に向けて、目標や抱負を教えてください。

関ジャニ∞ 横山裕さん

丸山

世界の状況がどうなっているのかが大きく作用しますよね。

横山

だからこそ、万博のような平和に繋がるイベントはやるべきやと思う。

村上

いまSDGsという言葉は学校でも教えているから、相当な数の人が認識はしているんでしょうけど、少しぼんやりしている気がするんですよ。だから、せっかく日本で万博を開催するのであれば、より明確なテーマやメッセージを設けて、みんながSDGsを身近に考えるようなきっかけになればと思いますけどね。

横山

アニメでできたら面白そうですよね。日本のアニメって世界的だから。

村上

そやな。ストーリー仕立てにね。

横山

そうそう。いろいろな作家の方に協力していただいて、それこそ、アニメのアベンジャーズのようなキャラクターが集結したストーリーにする。

村上

キャラクターが「こんなことをがんばったら、これだけ変わるんだよ」ってね。地球課題なんて、難しい言葉が多いですもん。

安田

アニメを通して伝わりやすくするってことですね。

横山

やっぱり好きな漫画やアニメのキャラクターがいうことは聞くしね!

村上

そういう、子どもたちの日常の「当たり前」になっていく何かが残せるような万博にはしたいですよね。

大倉

万博って大人が考えるものだから、若い世代からは難しいと思われてしまうかもしれないけど、もっとシンプルに、「未来を明るくするもの」というイメージを僕たちの活動で伝えるのが大きな目標ですね。最近は暗いことが続いていますけど、何年後かにこういう明るい未来を見られるというだけでも伝えたい。笑顔になれる瞬間をつくる、それが僕らの仕事と同じだと思うので、2025年に限らず、今後も意識していきたいです。

――その他、今後の目標などありますか?

関ジャニ∞ 村上信五さん

村上

大人になると、いろいろなことを頭でっかちに難しく考えがちですけど、よりシンプルに伝えていける活動がしたいね。それは大倉くんがいったように、コンサートであったり、新しいイベントの形だったりで、パッと見て心が踊るような時間や空間を、より多く提供できたらいいなと思います。

横山

5大ドームツアーは、ずっとやりたいと思っているけど、コロナ禍もあって実現できなかった。いまはそれを含めて、ライブをやりたいですね。

丸山

ここでも“循環”ですね、“エンタメの循環”。コロナ禍で僕たちの世界が止まりそうになるのを体感させられてしまったけど、止めずに循環させていく。もっとエンタメを循環させて、守っていきたい。

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プロフィール

関ジャニ∞

関ジャニ∞

歌手、タレント

メンバー全員が関西人であり、明るさと面白さと、音楽性を兼ね揃えたジャニーズ事務所を代表するグループ。コンサートの通算動員数は1,000万人を超え、「NHK紅白歌合戦」には8年連続で出場している。
コロナ禍にはYouTubeを通し、自宅で楽しめるコンテンツを発信した。大阪観光シンボルキャラクターとして、大阪観光の発展にも貢献している。

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